矯正相談で多い、小さい歯(矮小歯)について
皆さんこんにちは!
西武池袋線 練馬区大泉学園駅にある きむら矯正歯科
歯科衛生士のすーさんです。
みなさん、矮小歯(わいしょうし)という歯があることはご存じですか?
今回はきむら矯正歯科の初診の患者さまに多くみられる 矮小歯 についてお話ししたいと思います☺
矮小歯とは?
矮小歯とは、歯の大きさが平均的な大きさよりも小さい歯のことを言います。歯の退化現象とも言われており、歯の形態が円錐状や蕾状といった形をしていることが多いです。歯が小さいことにより、歯並びのバランスが崩れて見えたり、歯の隙間が目立ってしまう原因になります。
矮小歯の問題点
矮小歯の1番の問題点は見た目です。
矮小歯があることによって歯と歯の間にスペースができ、隙間があるように見える事があります。いわゆる すきっ歯 です。隙間の程度によっては、歯と歯の間から空気が抜けて、発音が不明瞭になったり、また嚥下時(飲み込む時)に舌が突出し、歯と歯の間を塞ぐ舌突出癖が強い場合は、歯が前に押されすきっ歯が悪化したり、出っ歯傾向になる場合もあります。
他に噛み合わせに影響する場合もあります。
舌突出癖に関しては下のブログでご紹介しております。よろしければご覧ください。
好発部位(よくおこる場所)
上顎側切歯(前歯の隣、中央の歯から数えて2番目の歯)、第三大臼歯(親知らず)に多いです。
これらの歯は退化傾向の強い歯であるため、矮小歯の出現頻度も高いのではないかと考えられています。
ちなみに先天性欠如(歯の本数が正常よりも足りない事)となることが多いのもこれらの歯です。
矮小歯の矯正治療
矮小歯の矯正治療には患者さんの希望により大きく分けて2つの方法があります。
①矮小歯の形を大きく変えず、
歯をキレイに並べたい
必要によっては歯の形を修正します。
※すきっ歯は改善されるが、矮小歯の小ささは変わらないため見た目は健全歯(通常の歯)より劣る。
②矮小歯の形や大きさを変え、
歯をキレイに並べたい
ワイヤー矯正などで、必要なスペースの確保と歯並びの改善を行います。
セラミックの補綴物や、コンポジットレジンで修復しバランスが良くなるよう形態修正します。
※補綴物などを接着するため、矮小歯の表面を粗造(ガサガサ)にするために削る。セラミック補綴物が脱離する可能性や、コンポジットレジンと歯との間が着色する可能性がある。
きむら矯正歯科でも矮小歯の患者さんが多くいらっしゃいます。
当院では、矯正治療に入る前にしっかり検査をし、その検査結果をお伝えしながら患者さんと治療計画を立てます。
その治療計画にご納得いただけたら矯正治療がスタートとなります(^^)
初診矯正相談にお気軽にお越しください★
練馬区 西部池袋線 大泉学園駅
学園橋バス停すぐ
きむら矯正歯科
NEW
-
☆きむら矯正歯科開業5周年☆
2024/11/11 -
日本矯正歯科学会 学術大会に参加してきました!!
2024/11/06 -
☆きむら矯正歯科開業4周年☆
2023/11/11