歯の大きさの調整の処置、IPRはどんなことをするの?
こんにちは
西武池袋線 練馬区 大泉学園駅にある
きむら矯正歯科
歯科衛生士のしーさんです
2023年の夏は
過去最高を大きく上回る圧倒的な暑さだったようです。
暑かったですね~
前回のブログでIPR(アイピーアール)という処置についてお知らせしました。
こちらの記事です!
↓
歯と歯の間の三角の隙間、ブラックトライアングル。矯正治療ではどうするの?
IPRとは 「Interproximal Enamel Reduction(隣接面エナメル質の削合)」の略で、歯と歯の間を歯に影響がない範囲で削り、歯の大きさや形態を修正したりする処置のことです。
歯と歯の間を削ることにより、矯正治療で歯を並べるスペースを丁度良く作ったり、ブラックトライアングルを目立たなくする為の処置です。
ディスキング、ストリッピング、スライシングと呼ばれることもあり、矯正歯科では一般的に行われる処置です。
今回はそのIPRはどんな方法で行うのかご紹介します。
歯を削るというとどうしても痛いイメージがあると思います。
虫歯の治療で歯を削る時は多くの場合、エナメル質の内側にある象牙質というところまで虫歯が進行しています。象牙質の内側には歯髄(歯の神経)があるので、象牙質まで削ると神経に響いてどうしても痛みを感じてしまいます。なので麻酔が必要になる場合が多いです。
IPRは歯の隣接面(歯と歯の間)を削っていくのですが、エナメル質の表層のみです。
数値だと0.2mm~0.5mmです。
象牙質の近くまで削ることはないので、痛みを感じることはありません。
麻酔も必要ありません。
IPRは専用のバーと電動のヤスリを使用します。
歯の間のくっ付いている場所(接触点)を専用のバーで少し削って隙間をあけます。虫歯の治療で使うバーよりも非常に細いバー(直径0.18mm)を使用するので、削る量を正確に調節できるようになっています。
虫歯を削る時は「キーン」と音がするタービンという機械を使用しますが、IPRは削ると言ってもタービンは使用しません。あの音が苦手な方も多いのではないでしょうか。
「キーン」という音はしないので安心してください。
ヤスリで歯の間の調整や研磨をします。ヤスリも厚みの違うものが数種類ありますので、使い分けながら正確に調整します。
IPRは安全に少しずつ歯の大きさを調整します。
歯の健康や寿命に影響の出ない安全な範囲内で行うので、安心して受けられる処置になります。
きむら矯正歯科の初診相談では
お口の状況に合わせた治療方法を
ご提案させていただきます。
スタッフ一同ご来院をお待ちしております。
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