インビザラインについて詳しくなろう‼マウスピース矯正、アライナー矯正ってなんぞ?
みなさんこんにちは!メリークリスマス!
西部池袋線 練馬区大泉学園駅にある、きむら矯正歯科の歯科衛生士すーさんです(^^)/
マスク生活で、歯列矯正が大注目されている今、
インビザライン、マウスピース矯正、アライナー矯正
といった矯正装置の名前をよく耳にする機会が多くなったと思います。そこで今回はそれらについて少し詳しくお話ししていきます。
マウスピース矯正
アライナー矯正とは?
マウスピース矯正は、薄く透明なカスタムメイドのマウスピースを一定時間装着することにより、徐々に歯並びを治す治療で、アライナー矯正とも呼ばれています。アライナー(aligner)とは、英語のalign=「並べる」が語源です。ですので
マウスピース矯正=アライナー矯正
ということですね♪(^^)
インビザラインとは?マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)
インビザラインは、1997年に米国のアライン・テクノロジー社により開発された薄く透明なマウスピース型の矯正装置です。日本では2006年に販売が開始され、2021年の時点で1000万人以上の患者さんに用いられています。インビザラインの適応症は年々拡大し、日本に導入された時点の適応症は軽度の叢生(ガチャガチャの歯並び)や、矯正後の後戻りの症例と考えられていましたが、今では大臼歯(一番奥の大人の歯)を動かす治療も可能となっています。
なので
インビザライン=インビザライン社が作ったマウスピース・アライナー矯正装置
のことなのです(^^)
お分かりいただけましたか★
インビザラインについてもっと詳しく!
インビザラインの適応症は年々拡大し、日本に導入された時点の適応症は軽度の叢生(ガチャガチャの歯並び)や、矯正後の後戻りの症例と考えられていましたが、今では大臼歯(一番奥の大人の歯)を動かす治療も可能となっています。一般的に歯だけの不正咬合(ガチャガチャ)には適応できますが、骨格性の不正咬合には不適用です。また、抜歯(歯を抜くこと)を伴う症例にも対応できるようになってきていますが、抜歯をしたところに後ろの歯が倒れこむ(近心傾斜)を起こしやすく、追加アライナーで部分的にリカバリーするか、一時的にワイヤー矯正でのリカバリーが必要になる可能性があります。
インビザライン以外の別のマウスピース矯正装置では、前歯のみ適応のものも多く存在するため、それぞれの特性や適応症を理解し治療を進めていく必要があります。
インビザラインの特徴、
アタッチメントとは?
インビザラインの治療の特徴であるアタッチメントとは、歯の表面につけるコンポジットレジン(CR)の突起物のことです。これによりアライナーの保持力が向上し、挺出や圧下、回転、トルクのコントロールなどを可能にします。アタッチメントは歯の色と全く同じのコンポジットレジンを使うので、非常に気づかれにくいです。インビザラインはアタッチメントによってかなり精密に歯をコントロールできるようになりました。
挺出?トルク?
どのような歯の動きかわかるように、歯の移動方式についてまとめてみました。
IPRとは?
IPR(interproximal enamel reduction)とは、歯と歯のが重なり合っている部分のエナメル質を微量削合することです。歯と歯の間をヤスリがけするようなイメージです。他にディスキングやストリッピングとも呼ばれることもあります。歯が排列するスペース不足や、歯が大きいといったアーチレングスディスクレパンシー(歯列弓の大きさと歯の大きさの不調和)を解消するために行います。IPRはワイヤー矯正でも行われますが、マウスピース矯正ではより高い頻度で行います。
IPRどのくらい削るの?
エナメル質限界切削量というものがあり、歯の部位によって異なります。ただ、エナメル質の厚さにも個人差があるため、平均値を参考にできるだけ少ない切削量を心がけています。歯の部位によって異なりますが、およそ0.2㎜~0.6㎜の切削量です。
ただ、IPRの量が不十分であると、歯の移動のスペース量が不足するため、十分な移動ができず結果的にアライナーがフィットしなくなり計画通りに並ばない、根尖方向に圧下が生じるなど悪影響があります。
クリンチェックとは
アライン・テクノロジー社により開発された歯科矯正用治療支援プログラムです。歯科医師はこれを使って歯の移動を動画で詳細にシュミレーションしながら、どの歯をどのように動かすか、動きの過程に問題はないか、IPR量は適正かなど、骨や歯肉の状態を踏まえて診断し、治療計画を立てます。
ただ、取り外しができるインビザラインの装置は患者さんのコンプライアンスが低ければ、どれだけ精度の高い治療計画を立てても治療はうまくいきません。そのような事も患者さんにお伝えしてから治療をスタートし、来院の際は治療の遅れは無いか、使用時間は保てているかなどをきちんとチェックします。
当院で採用しているマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
さて、インビザラインについて今回少し詳しくご紹介いたしました。
少しでもインビザラインや歯列矯正にご興味ある方、もっと詳しく知りたい方は
西部池袋線 練馬区大泉学園駅北口にあるきむら矯正歯科に矯正相談にいらしてください☺♪
西部池袋線 大泉学園駅北口
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きむら矯正歯科
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