歯並びが悪いと起こる身体への影響、デメリット
皆さんこんにちは!西武池袋線 練馬区大泉学園にあるきむら矯正歯科 歯科衛生士のすーさんです。冬はチョコレート味の色々なスイーツが目につくようになりますね❤すーさんはミスドの新商品が気になり朝も起きれません。
2月のブログは歯並びコーディネーターの資格をとる際に学んだ、歯並びが悪いと起こる身体への影響についてお話ししていきたいと思います(^^)/
不正咬合(ふせいこうごう)とは歯並び、噛み合わせの異常のことを言います。今回は不正咬合が身体にどのような影響をもたらすのかを8つ紹介開いていきたいと思います。
1、むし歯の発生および歯周病の誘因
凹凸の激しい歯並び(叢生)では、歯磨きが非常に難しく、歯面に歯垢が停滞します。歯垢の停滞が続くとカルシウム分が沈着して歯石になります。歯垢、歯石の沈着が歯肉炎をはじめとする歯周病に罹患しやすくなります。
2、外傷および歯根吸収の誘因
お子さんは特にですが、遊びやスポーツ中に前歯をぶつけてしまうことがあります。前歯が出ている歯並び(上顎前突、上下顎前突)だと、前歯を強くぶつけてしまった際、唇や頬を傷つけるばかりでなく、歯冠、歯根、歯槽骨の破折を招くことがあります。
3、咀嚼機能への影響
咀嚼障害とは食べ物をうまく噛めないということです。歯は消化器系の一つで、噛み切り、砕き、すり潰すといった歯の役割が効率的に行われると、唾液腺から分泌される消化酵素が担う化学的消化活動も効率的に行われることになります。
4、発語、発音への影響
歯並び、かみ合わせは発語、発音においてとても大切な働きをしています。不正咬合は『二唇音』『唇歯音』『歯擦音』の発音に様々な影響を及ぼします。
二唇音:ぱぴぷぺぽ ばびぶべぼ まみむめも (二唇音は上顎前突(出っ歯)の場合発音しにくくなる)
唇歯音:アルファベットの『f』『v』
歯擦音:さしすせそ しゃしゅしぇしょ ざじずぜぞ (唇歯音、歯擦音は下顎前突(受け口)、開咬の場合発音しにくくなる)
5、呼吸への影響
鼻疾患を有する場合、あるいは歯並びが悪く口唇の閉鎖が困難な人では、口呼吸が生じます。鼻は細菌感染の防波堤となり、免疫機構の一翼も担っているため、口呼吸をするようになると不正咬合のみならず、気管や肺の疾患にもつながるほどの全身の健康に対して悪影響を及ぼす可能性が生じます。
6、筋機能への影響
不正咬合は舌を含めた口腔周囲筋の機能に異常をもたらすことがあります。
顎に梅干し状のシワ:上顎前突、上下顎前突(出っ歯)、開咬にみられる。
7、顎の成長への影響
成長発育途中において、歯の位置の異常が原因となり下顎が前後左右のいずれかに偏位していることがあります。そのような場合、その偏位が上顎、下顎の骨の成長に影響し、異常な成長を誘導してしまうことがあります。また、反対咬合(受け口)では、上顎の骨、あるいは上顎の前歯の歯槽部の成長が抑制されたり、前歯の噛み合わせが深い人は、下顎の成長が抑制されたりすることがあります。
8、心理的影響
矯正治療の大きな役割の一つに、自信に溢れた笑顔をつくり出すことがあげられます。現在の歯並び、かみ合わせ、あるいは顔貌に劣等感を持ち、社会生活に困難を感じて審美性の改善という観点から満足できる状態を求めて矯正治療を希望される場合も少なくありません。この場合、矯正治療の直接的な役割はQOLの向上にあるといえます。
歯は、身体にとって大切な役割を担っています。食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする役割はもちろん、「発音を助ける」「表情をつくる」「体の姿勢やバランスを保つ」「ものを噛むことで脳に刺激を与える」など、私たちの毎日の暮らしに不可欠な役割を担っています。
歯並びを整え、その歯の役割を充分に発揮するためにも、歯列矯正はとても重要ですね
きむら矯正歯科では、初診相談を1時間ほど時間を設けしっかりと患者さんの悩みや不安に向き合います。
よろしければお気軽にご来院ください。お待ちしております(^^)/
西武池袋線 大泉学園駅北口
学園橋バス停すぐ
きむら矯正歯科
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