前歯で噛めない、活舌が悪い、それって開咬かも?
みなさんこんにちは!西武池袋線 練馬区大泉学園にある、きむら矯正歯科 歯科衛生士のすーさんです。
暖かくなり、桜がきれいですね❤学園橋通りの桜を見上げながら通勤するのが毎日楽しいです☺
さて、今回の4月のブログは不正咬合の種類の中の
『開咬』『オープンバイト』について紹介していきたいと思います。
開咬(かいこう)とは?
カチンと噛み合わせた状態で上下の前歯が噛み合っていない状態を
開咬、またはオープンバイトといいます。
開咬の方はこのような症状は当てはまります。
□ 前歯で食べ物が噛み切れない。
□ 活舌が悪い、発音が不明瞭
□ 奥歯がすり減る。痛む。
□ お口を閉めると顎にシワができる。
このようなことが当てはまる場合、不正咬合の『開咬』『オープンバイト』の可能性が高いです。
開咬の原因3つ
1、遺伝
開口は骨格的な問題から起きることがあります。両親のいずれかが開咬の場合、その子供も開咬になる確率が高いとされています。
2、習癖
指しゃぶり、爪噛み、ハンカチやタオルを噛む癖、舌突出癖。このような癖は、前歯を強く圧迫するので、開咬になる可能性があるといわれています。
3、呼吸器系疾患、口呼吸
慢性鼻炎や花粉症などで呼吸器系にトラブルがあると、鼻が詰まり苦しくなって、口呼吸をしてしまいます。そのことにより、唇の筋肉の衰えなどで、口周りの筋肉のバランスが悪くなり、開咬に繋がるといわれています。
今からできる開咬対策
~口腔筋機能療法 MFT~
1、正しい舌の位置を習慣づける
嚥下時(飲み込む時)だけでなく、リラックス時も常に、舌は上顎に軽く触れています。
注意したいのが、舌先が前歯を押していないことです。毎日意識することにより、舌に力がつき、就寝時も正しい舌の位置でキープすることができます。毎日のようにイビキをかいてしまうという人は、舌の力不足で、舌の根元が咽頭に落ち込んで気道を塞いでしまう舌根沈下(ぜっこんちんか)という状態の可能性もあります。そんな方も、この正しい舌の位置を日頃から意識してみてください。
2、指しゃぶり、爪噛みなどの癖をやめる。
指を強く吸う時の筋肉の力で歯列が狭くなる狭窄歯列弓。前歯が唇方向に押されて前突する上顎前突、上下顎前突。
指をしゃぶる、爪噛みをするといった癖がいつまでも続いていると、舌や唇に癖がついてしまい顎の成長や歯並び、顔の形に大きく影響することがあります。口の周囲の筋肉のバランスの不調和や舌、唇、飲み込み時の舌の癖(舌突出癖)の有無は専門家である歯科医師、歯科衛生士に判定してもらうことをオススメします。
指しゃぶりは一般的に2歳半~3歳までに終えるのが好ましいとされています。長く続くようなら、精神的影響、ストレス解消手段とも考えらます。早期にやめさせようとして強く叱ったり指に刺激物を塗る方法はかえって逆効果になります。「自分からやめたい」という方向に家族みんなで盛り上げていくことが大切です。
この3つはあくまでも対策であって、すでに開咬の方の大きな歯並びの改善にはなりません。
しかし、癖をやめる事や正しい舌の位置、正しい嚥下を習得することの大切さは、きむら矯正歯科で開咬の治療をされている患者さんには必ずお伝えしています。また、癖がある方には歯科衛生士がその方に合ったトレーニングを行います。
矯正治療を終えられた患者さんに、このような癖が残り続けると、後戻りの原因になるのでしっかり直していきます★
綺麗な歯並びのためにも、歯並びに影響のある癖は早めに直したいですね♪
きむら矯正歯科には
矯正相談がございます。
歯並びのことで悩みがありましたら、是非お越しください。
お待ちしております(*^_^*)
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