矯正装置の歯磨きの方法

こんにちは!練馬区 西武池袋線大泉学園駅北口にある、きむら矯正歯科の歯科衛生士です。
今回は矯正装置の歯磨きの方法をお伝えします!
「矯正装置って歯磨き大変なんでしょ?」
「うちの子歯磨き苦手だから虫歯にならないか心配(´;ω;`)」
こういった心配をしている方。大丈夫です。
最初はもちろん大変かもしれませんが、慣れます!
女性の方は分かるかもしれませんが、毎日のお化粧と一緒です!
毎日やることは必ず慣れて上手になります。
また、
矯正治療のメリットがたーくさん★
どんどん歯並びが良くなるにつれ、自分の歯に愛着を持てるようになります。
せっかく綺麗に並んだ歯をキレイに保ちたいという思いから、
矯正治療を終えられた患者さんの多くは矯正前よりきちんと磨く習慣かつき、
好ましい口腔内環境を維持できています。
歯磨きの苦手なお子さまも、安心してください。
当院では、矯正治療の一環で、歯磨き指導や、クリーニング、
虫歯チェック、口腔習癖のチェック(指しゃぶり、爪噛み、お口ポカンなど)を行います。
矯正治療で月一回程度通院し、
歯科医師や、歯科衛生士によるチェックを受けられる環境は、
歯の生え変わりがあり、かつプラークコントロールの意識が低い年代のお子さまにはとても好ましいと思います。
また子供のころにできた、歯をきちんと磨くという習慣は、一生の宝となると思います。
さてさて、話しはここまでにしておいて、歯磨きの方法に行きましょう。
基本の歯磨き方法
【歯ブラシの持ち方を確認します】
皆さんは、えんぴつ持ちですか?グー持ちですか?
オススメする持ち方はえんぴつ持ちです。
えんぴつ持ちにした方が、細かい動きができ、力も強くかからないためです。

【動かす力と歯ブラシの状態はどうでしょうか?】
弱い力で毛先の開いていない歯ブラシを使いましょう。
綺麗に磨こうとする意識から強く磨いてしまう方が多くいらっしゃいます。
ゴシゴシやりたくなりますよね。
分かります(;^ω^)
でも綺麗に磨こうとするならば、弱い力が一番効率がいいのです。
イメージしてみてください。
ホウキでゴミをはく時、毛先が開いているホウキで力強くやってもゴミは綺麗に集められませんよね。
歯ブラシも同じです。

※歯ブラシの交換頻度は1か月に1本が理想とされています。
特に矯正装置が付いていると装置の凹凸で毛先が傷みやすいです。
交換のタイミングも意識してみてください。
【動かす幅】
ブラシの当たった本数だけ磨くイメージです。歯ブラシを歯に当てると大体2本分が当たります。
ですので2本、または凸凹がある歯は1本ずつ磨きましょう。
矯正装置の歯磨きの3つのポイント
矯正装置の歯磨きのポイントを3つお伝えします☆
①装置の上側
②装置の下側
③装置の間
①装置の上側
ここで重要なのは、歯と歯茎の境目の汚れをきちんと落とすことです。
歯ブラシを垂直ではなく写真のように少し傾け、斜め45度にします。
一か所一か所丁寧に磨きましょう。

②装置の下側
比較的簡単に磨けるところです。
①と同様、歯ブラシを斜め45度に傾け細かく動かします。
力のかかりすぎに注意しましょう。


③装置の間
ワイヤーが通っているため、歯と歯の間は磨きにくくなっています。
上の写真のように歯ブラシの毛束を少量入れて磨く方法もありますが、
難しい場合は、タフトブラシを使ってみてください。
タフトブラシで磨くと簡単です。
※タフトブラシとは普段使う歯ブラシとは異なって、毛束が1つの小さな歯ブラシのことです。
(写真では下記の青色の歯ブラシ)

タフトブラシは1本あるととても便利です。
狭くて磨きにくい頬っぺた側の奥歯の装置も楽々磨けます。
ブラシが小さいので色々な角度から磨くことができます。

きむら矯正歯科では、
矯正装置をつけた日に歯ブラシとタフトブラシをお渡しし、丁寧に歯磨き指導を行います。
また、毎月の装置調整の度に、プラークコントロール状態、カリエスチェックをし、
磨き残しや歯肉炎などが見られたらブラッシング指導をおこないます。
必要に応じて機械を使ってのクリーニングも行います。

矯正治療中に歯磨きを怠れば、虫歯リスクは必ず上がります。
しかし、矯正治療中に歯科医師、歯科衛生士の管理の元で
しっかり歯磨きのテクニックを磨き、矯正治療でキレイな歯並びを手に入れる
ことは、その後の人生においてメリットばっかりなんですよ(^^♪
みなさんがもっと前向きに
矯正治療をうけられますよ~に\(^o^)/
練馬区大泉学園駅北口
学園橋バス停すぐ
きむら矯正歯科