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矯正治療の期間短縮ができる装置カリエールって!?何で早く終わるの?

こんにちは!
練馬区 西武池袋線 大泉学園駅にあるきむら矯正歯科です(^^)

カリエールとは
犬歯と大臼歯に固定式の器具を装着し、ゴムかけを行うことで臼歯を効率よく移動させ、ワイヤー矯正やマウスピース矯正だけで治療するより治療期間短縮が可能な装置です。

全ての歯を動かす前に、なぜ臼歯を正しい位置関係にする必要があるのか?
臼歯を正しい位置関係にする必要性
・ 歯が並ぶスペース不足改善のため
・ 正常な噛み合わせにするため
が挙げられます。
また不正咬合かどうかを確認する指標として
アングルの分類というものがあります。
患者さんの咬合状態を表すものとして、診断の際に用いられます。
アングルの分類について

左右の第一大臼歯(6歳臼歯)を基準とした臼歯の咬合関係を調べます。
前歯のガチャガチャが気になると思いますが、臼歯の噛み合わせも非常に重要です!
きむら矯正歯科では、初診相談時必ずアングルの分類を確認しています。
では今回のブログのテーマであるカリエールでの治療について説明します。
カリエールでの治療
カリエールは下の絵のように3番(犬歯)から6歳臼歯に接着固定する装置です。
3番からゴムをかけて力をかける方向に引っ張ります。

先に動くのが遅い臼歯をコントロールし、正しい噛み合わせ(アングル1級)にすることにより矯正治療の期間短縮ができます。
また、抜歯をしない選択をした場合のスペース確保の役割をします。
固定となる方にはマウスピースをし、引っ張られる方向に負けて動いてこないようにします。
そのため、顎間ゴムとマウスピースは必ずセットで使用します。
食事と歯磨き以外は常に装着してもらいます。
治療の経過

➡の方向に力がかかり、このように2番(側切歯)と3番(犬歯)の間にスペースができてきます。
そのできたスペースの分だけ歯が後ろに動いたことになります。

あとは、ワイヤーやインビザラインでの矯正装置でスペースを閉じていきます。
カリエールが選ばれる理由
カリエールには以上のようなメリットがあります。
しかし適応できる症例は限られるので、きちんとした検査の上使用できるかどうかの判断も必要になります。
カリエールのQ&A
Q 飲み物は飲んでいいの?
A お水は飲んで大丈夫です。
無糖のお茶もマウスピースや歯に着色しやすくなりますが、こまめに歯磨きやマウスピースの洗浄をしていただければ問題ありません。
しかし、ジュースなど糖分の入っている飲み物は、マウスピースの隙間に入ってしまい虫歯のリスクが上がります。
ジュースは食事の時に飲むなどして工夫してみてください。
またはマウスピースを外してから飲んでください。
このように、矯正には様々な種類があり、さまざま方法があります。
きむら矯正歯科では、患者さまの要望やライフスタイルに合わせ、話し合いながら矯正治療を進めていきます。
よろしければお気軽に、矯正相談にいらしてください♪
クリニック敷地内駐車場、キッズルームもありますのでご家族でいらしていただいても大丈夫です。
ぜひ、お待ちしております(^^)
練馬区大泉学園駅
学園橋バス停すぐ
きむら矯正歯科